本好きの“今年いちばん良かった本”、マンガ1位は「鬼滅の刃」!ダ・ヴィンチで発表
ダ・ヴィンチ(KADOKAWA)のランキング企画「BOOK OF THE YEAR 2020」の結果が、本日12月4日発売の同誌2021年1月号で発表された。今年のコミックランキング1位は、吾峠呼世晴「鬼滅の刃」。
「BOOK OF THE YEAR」は全国の本好きが「今年いちばん良かった本」を選ぶ、同誌の年末恒例ブックランキング。コミック部門ではランキング2位によしながふみ「きのう何食べた?」、3位に遠藤達哉「SPY×FAMILY」、4位に尾田栄一郎「ONE PIECE」、5位に田村由美「ミステリと言う勿れ」が続いた。注目作家インタビューには「私たちはどうかしている」が34位にランクインした安藤なつみが登場。誌面では50位までの作品が紹介されている。
またダ・ヴィンチ編集部が選ぶ「プラチナ本 OF THE YEAR 2020」には田島列島「水は海に向かって流れる」が受賞。受賞記念として、「水は海に向かって流れる」の描き下ろし番外編も掲載されている。さらに“今年の顔”の1人として下野紘がインタビューに登場、2020年を振り返りつつ「今年、一番印象に残った本」を語った。「BEASTARS」の板垣巴留、「消えた初恋」のアルコ×ひねくれ渡は、“年末”をテーマにした描き下ろしマンガを寄せている。
そのほか今号では、「新本格魔法少女りすか」の完結に合わせた西尾維新の特集も。西尾へのロングインタビューのほか、梶裕貴と悠木碧が語る「西尾維新ワールドの魅力」、「新本格魔法少女りすか」をコミカライズすることになった絵本奈央のインタビューなどが展開された。
絵本は自身がキャラクター原案・コミカライズを手がけたアニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」の紹介ページにも登場。同映画で恒夫役を務めた中川大志へのインタビューも掲載されている。またコミックダ・ヴィンチのコーナーでは「“大正ロマン”になぜ惹かれるの?」と題した特集を展開、「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみと高坂りとの対談を取り上げた。
またマンガの連載として、中原たか穂による新連載「ジェリコー」が始動。19世紀初頭のフランスを舞台に、天才画家の数奇な運命を描いていく。